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中王子みのりさん:全盲、車いす女性がエッセー出版 マラソン挑戦、進行する病気……「読んでやる気を」 /静岡
CATEGORY : [未選択] 2012/02/27 17 : 56
 ◇中王子さん、半生つづる

 全盲と下半身まひの障害を持ちながら、車いすでニューヨークシティー・マラソン完走の経験を持つ浜松市中区在住の中王子みのりさん(38)が、自身の半生をつづったエッセー「Hi!みのり」(これから出版)を出版した。中王子さんは「読んだ方がやる気になってくれればうれしい」と話している。

 中王子さんは3歳のころ視神経が萎縮する病気で目が不自由になり、10年ほど前からは下半身のまひが進行。車いすが欠かせない生活となり、薬を髄液に直接投与するため、腹部にポンプを埋め込む難手術も受けた。

 しかし、持ち前の明るさで、これまでにさまざまなことに挑戦。06年11月のニューヨークシティー・マラソンに、手でこぐ車いす自転車「ハンドサイクル」で参加し、42・195キロを完走。毎日新聞紙上でも大きく取り上げられ話題を呼んだ。

 現在は在宅で点字の校正やテープ起こしなどの仕事をしている。エッセーはさまざまな体験について、自身のホームページ(HP)に5年ほど前から掲載している身辺雑記をまとめた。文章を読み上げるソフトを組み込んだ視覚障害者用のパソコンで書きつづってきた。これが2年ほど前、愛知県豊橋市の出版社「これから出版」代表の水原真理(しんり)さん(62)の目にとまり、「いい文章がいっぱいある」と出版を勧められた。

 自身の生い立ちや、マラソン挑戦の苦労話、進行する病気のこと、社会のバリアについて考えたこと--などについての率直な思いが、ほぼ原文のまま掲載されている。

 中王子さんは「本を出すために書いてきたわけではありません」と言いながらも「病気を抱えた人たちなどに、ちょっとやってみようかなという気持ちになっていただけるとうれしい」と話す。

 四六判、192ページ。1575円(税込み)で初版1000部。問い合わせは視覚障害者支援施設「ウイズ半田」(053・435・5225)か「これから出版」(0532・47・0509)。【沢田均】



2月27日朝刊





(この記事は静岡(毎日新聞)から引用させて頂きました)



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