女性がかかる病気について。



女性がかかる病気 いくつかありますが



乳ガンは触診でみつけられるとききました

不正出血では どの病気なのでしょうか？



また 激しい腰痛 だるさと 不正出血は関係あるんでしょうか？



いとこが 悩んでいて

知識がないので

教えてください





- 回答 -

腰痛がある場合は、婦人科では、子宮内膜症等も検査されます。

倦怠感のある時は、過多月経から鉄欠乏性貧血の有無を確認します。

過多月経の原因として、子宮筋腫や、子宮腺筋症 ( 子宮の筋肉の中の子宮内膜症 ) があります。

倦怠感は、各種、感染症でも自覚されます。

倦怠感の原因として、他に肝臓機能低下、甲状腺機能低下等、内科的疾患もあります。



不正出血の原因



1. 機能性出血 ; ホルモン関係の出血です。

a ) 無排卵 ; 卵巣から卵胞ホルモンした出ず、卵胞ホルモンによって出来る下地の内膜が居残り、表面が剥がれ出血します。

b ) 黄体機能不全 ; 排卵した後、卵巣から出て、下地の上に、しっかりした内膜を掛ける、黄体ホルモンの出て低下し、内膜を維持する力が弱くなり出血します。

c ) 排卵期出血 ( 中間期出血 ) ; a ) の機序で、剥がれて出血しますが、排卵後、黄体ホルモンが出ると、しっかりした内膜になり止血します。

d ) 多嚢胞性卵巣症候群 ( PCOS ) ; 卵巣に排卵出来ない小さな卵胞が沢山、溜まってしまう疾患で、a ) や b ) の原因になります。

e ) 高プロラクチン血症 ; 産褥期に脳下垂体から出るプロラクチンが高くなると、卵巣機能が低下し、卵巣から出る女性ホルモンの内膜を維持する力が低下し出血する事があります。



2. 器質性出血 ; 根底に疾患があり、それに伴う出血です。

a ) 各種膣炎

b ) 子宮頚管炎

c ) 子宮頚管ポリープ ; 子宮の入口に出来る良性の腫瘍です。存在する場合は、外来で摘出し顕微鏡検査に出して良性である事を確認します。

d ) 子宮筋腫 ; 特に、子宮の内腔の飛び出る粘膜下筋腫、粘膜下筋腫が茎を持って膣内に出てくる筋腫分娩で見られます。

超音波検査で確認します。過多月経を伴う場合は、採血で、鉄欠乏性貧血の有無を確認します。

e ) 卵巣腫瘍 ; 存在は、卵巣機能が低下し、1 .の a ) や b ) の機序で出血する事があります。超音波検査で確認します。

f ) 子宮頚癌 ; 真っ先に否定しなければならない疾患です。子宮膣部細胞診が必要です。

g ) 子宮体癌 ; 1. の a ) を長期の放置すると、子宮内膜増殖症になります。さらに放置すると子宮体癌になります。超音波検査で、子宮内膜の厚さが、15~16ミリ以上の場合は、子宮内膜細胞診が必要です。

e ) その他の悪性疾患として外陰癌、膣癌、子宮肉腫等がありますが、非常に稀です。



3. 妊娠関係の出血

a ) 各種流産 ( 切迫流産、進行流産等 ) や、切迫早産

b ) 子宮外妊娠

c ) 胞状奇胎等の絨毛性疾患



（この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました）

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